大規模な災害の備えを家族の共通認識に!

 

東日本大震災後、「防災」という言葉が随分と活きたものになったと思います。防災に関する書籍、用品も多方面から紹介されています。

 

 

知識として自分の中にあるものを、いざ!という時に行動に繋げられるように、家庭や組織などその場にいる全員が備えの情報を共通認識として持つことが非常に大切だと感じています。

家の中や建物内の安全確認、防災用品の中身や置き場所、そして避難場所や連絡を取り合う方法など・・・。時折、話し合い確認し合うことが大切だと思います。

 

 

災害発生時に常に家族と一緒とも限りませんし、災害が大きくなればなればなるほど、コミュニケーションの分断が起こります。比較的早く復旧するライフラインの一つである携帯電話の回線がパンク状態に陥れば、連絡を取れない日が数日にも及ぶ場合があります。(東日本大震災の時も実際にそうでした。)不安だけが蓄積されて正確な判断や行動が難しくなってしまいます。

 

 

外にいる時に大きな揺れを感じたら安全な場所へと移動する。危険物を貯蔵し取り扱うガソリンスタンドは、消防法による厳しい耐震基準をクリアしているので意外にも安全な施設なんだそうです。(※ガソリンスタンドに避難を考える場合は、危険物の漏洩【ろうえい】や給油中の車の破損状況などを確認する必要があります。)

普段から自分たちの街の安全な場所など意識しておくなど、みんなで情報共有をしておくのも防災の一つになると思います。家族で集まる場所や連絡方法を決めておくなどもいいと思います。

天災や災害は忘れた頃にやってきます。備えは常に更新しておきたいものですね。