救助大会はじめの一歩「何を極めるのか」その2
救助大会はじめの一歩
前回のブログは、あなたは何を極めるために
あなたはどの種目を目指すのか?という問題提起でした。
出典した消防長会の動画を参考に自分の目指す鍛錬の道は決定しましたか?
とは言っても、初めて本格的な大会向けの救助訓練を始める方には
迷うこともたくさんあると思います。
でも、初めは、憧れからの出発で十分。
大谷翔平みたいになりたい!八村塁のようになりたい!井上尚弥のように強くなりたい!など、スター選手に憧れて未来の自分の姿を重ね、スポーツを始め目標を達成し、成長していく少年も少なくないと思います。
私もだったし、皆さんも多分そうだったと思います。
とはいえ、皆さんは既に少年たちの憧れの的 救助隊員。
何かあったらウルトラマンより、仮面ライダーより現実に彼らの前に現れてくれるヒーローなのです。
その期待に応えるため、自分の持つ才能と精神で何を極めて少年たちの前に颯爽と現れるのか、一つ一つ要素を確認し、取捨選択して探していきましょう。
まず最初の要素は2択、陸上か水上か
これはあくまでも一般的な考えですが、
特殊性を考慮すれば、水上の部から始めるより、まず陸上の部からかなあと思います。
救助隊員の資格を持ち、その中から水難救助に的確な水泳技術や身体能力を保持している隊員から選抜して水難救助隊が任命されるものだとすれば、
先ずは陸上の部の7種目を目指してみては?
あなたが、水泳でインターハイ選手とか、国体の県代表とかであれば別ですが
にしても、インターハイ選手でも水上の部の全国上位に入るのは至難の業だと
経験者であるかつての同僚も話していました。
救助現場で使う泳法で速く泳ぐ事+水中の迅速な作業+安全の確保を全て迅速なタイムを出すことと、水泳競技でタイムを出すこととは似て異なるものなのかも知れません。
アカジカでは、普段活躍の場が多い地上での作業を想定した陸上の部に縛って提案をしていこうと思います。
次回のブログでは、あなたが極めて行くべき陸上7種目について更に深掘りしていきます。
先ずは、「基本訓練」なのか「連携訓練」なのか、この2つの要素から考えて行きましょう。
出典:Twitter,Amazon primeVideo, akazikaphoto