2015年 11月 15日
東京製綱・アシモリ工業のレンジャーロープ 特長や硬さの順番について
現在アカジカでは、東京製鋼とアシモリ工業2社のロープをメインとしてお取り扱いさせていただいております。 他のメーカーの商品ならびに東京製鋼製カーンマントルロープ(スタティック、 セミスタティック)も今後取り扱いして参りますので、ご要望などございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。
ロープは生き物と言われているそうです。同じナイロンロープでも各メーカーごとに特徴がありますし、硬さや色、端末の処理の仕方、使い方によっても撚り戻りが多く発生したり、ロープ自体が撚れて癖がついてしまったりと長さもタイムリーに変化します。
硬さなどの使用感は、使う方の主観が大きく影響しますので、一概に硬さの順位付けは断定できませんし、指先で繊細な作業(結索)を行うロープにしては工場の大きな機械で製造されるものですので、製造ロットによる微妙な感触の違いもないとは言い切れません。
各メーカー共に硬さは4種類、それぞれ白物と染色物がございます。 今までロープを処理して実際に触った感覚とお客様からのご意見などを総合的に判断して、取り扱いロープ全ての硬い物から柔らかい物に向けて順位を付けてみましたので、ご購入時の参考にして下さい。
ロープの硬さと特徴
- 東京製鋼のロープは、ツヤツヤしてしっとりとしたイメージ(感触)
- アシモリ工業のロープはカサカサしてドライなイメージ(感触)
- 東京製鋼の柔らかいロープは、使いこなして行くと馴染むタイプ
- アシモリ工業の柔らかいロープは、撚りと逆側に少しでもテンションがかかった場合、キンクが発生して撚りが広がったりする程に使用前から柔らかいのが 特徴です。
ロープの硬さ順 硬い→柔らかい
- 超・硬い アシモリ スーパーハード鍛え(染色物)「ガッチガチ」
- 超・硬い アシモリ スーパーハード鍛え(白物)「ガチガチ」
- 凄く・硬い 東京製鋼 2H打ち(染色物)「ガチガチ」
- 結構・硬い 東京製鋼 2H打ち(白物)「ガチガチ+しなやか」
- 結構・硬い アシモリ ハード敢み(染色物)
- 硬い 東京製鋼 Y打ち(染色物)
- 硬い アシモリ ハード敢み(白物)「カッチリしている」
- 硬い 東京製鋼 Y打ち(白物)「扱いやすい硬め」
- 標準・硬め アシモリ ミドル巧み(染色物)
- 標準・硬め 東京製鋼 M打ち(染色物)
- 標準 アシモリ ミドル巧み(白物)「張りがある標準」
- 標準 東京製鋼 M打ち(白物)「万能の基準値的存在」
- 柔らかい 東京製鋼 S打ち(染色物)「白Mより若干柔らかい」
- 柔らかい 東京製鋼 S打ち(白物)「使うほどに柔らかく馴染む」
- 凄く・柔らかい アシモリ ソフト極み(染色物)「東京S白より若干柔らかい」
- 超・柔らかい アシモリ ソフト極み(白物)「ふにゃふにゃ馴らし不要」
使い慣れたロープを基準にニュアンスを当てはめてみてください。不明な点は、お気軽にお問い合わせ下さい。